2008年10月29日

リーマンブラザーズ破綻は六本木ヒルズの呪いか?

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8月 URBANの破綻があったが、9月は桁違いに影響が大きい、リーマンブラザーズが破綻した。

さらに、AIGの危機も迫っており、
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米金融機関は97年末に山一証券、三洋証券、拓銀と、続けて破綻した、日本の金融危機を思わせる状況となっている。リーマンの破綻の原因は、本業の証券業や、銀行業を疎かにし、一投資家に成り下がったかのように、リスク資産の保有を積み増し同業上位を追い上げ、収益を拡大しようと目先の利益に走ったことである。
年棒契約社員が、各年の利益拡大により、自らの収入UPを急いだという外資系特有の暴走体質もある。
今、考えると、ライブドアにMSCBを使って、ニッポン放送の買収資金を調達したあたりから、かなり無理をしていたのであろう。またニッポン放送買占め事件よりも低俗な詐欺事件であるLTTバイオとアスクレピオスの一件にもリーマンが絡んでいた事は、結果としての破綻に繋がる前触れであったといえる。官に潰された感もあるライブドア、村上ファンド、グッドウィルだが、同じ六本木ヒルズに拠点を構えるリーマンブラザーズも破綻となり、六本木ヒルズ族は、壊滅したと言える。

六本木ヒルズは、当初から「呪われている」という都市伝説があった。赤穂浪士が切腹した場所である事から建設中や、オープン後のある事故も、堀江−村上ラインの逮捕劇も「呪い」と囁かれたものだが、ついには、海を渡り、アメリカにまで?という状況。赤穂浪士の呪い、恐るべし。
その六本木ヒルズに程近い所に、かつてTSK・CCCビルというのがあった。スルガコーポレーションやアーバンコーポレーションもその権利の整理に一役かったいわくつきの物件である。敷地面積7500坪に、昭和48年に韓国系の資金を元に政財界や芸能界に影響を持つ人物が建てた歓楽ビル。平成14年にそのオーナーが死去し、そこらあたりから、外資のダミーと見られる法人が競売で落札し介入、権利を持つオーナー系企業は、「朝堂院大覚」なる、日本の政治家や裏社会、マイケル・ジャクソンにまで顔が利く大物を代理人に立てて迎え撃った。その後、裏でどういう交渉と妥結があったかは、不明だが、どうやらスルガも含めた仕事師達の働きにより、所有権が一本化されたようで、現在、取り壊しから更地化に向かって動いている。業界では、この仕事の裏のスポンサーとして、リーマンがウワサされている。ここにはリーマンの計らいで外資系ホテルを含む商業ビルが建つらしいのだが、サブプライムからモノライン、そしてGSEから、米大手証券リーマン、大手保険のAIGと連なる一連の金融危機を経過してもなおこの大規模再開発が行われるのか?それともかつての呼び名「六本木幽霊ビル」の名のとおり、今回の都心不動産ファンドバブルの墓標として、六本木のド真ん中に無残な空き地を残すのか?      

そのリーマンの破綻だが、米政府は、リーマンは放置して、AIGは助けた。やはり日米共に、証券会社には厳しく、銀行保険には優しいというスタンスもあるのだろう。またバンクオブアメリカは、リーマンを見捨て、土壇場でメリルリンチを救済した。ここには、人種問題もあるらしく、イタリー系であるバンクオブアメリカは、ユダヤ系であるリーマンを嫌い、アイリッシュ系であるメリルを選んだらしい。またベアースターンズを救って、リーマンを見放したのは、単にブッシュが、政権末期となり面倒臭がった、という話もある。歴史のある大企業も案外、シンプルな理由で生死が決まるものだと思う。
危機が迫る前に自らをバンクオブアメリカに売り込んだメリルリンチだが、ここは記憶に新しいが、97年に破綻した山一證券を吸収合併した会社。11年前の日本の金融危機で、スポンサーになった企業が今ここで、危機を向かえスポンサー企業に吸収合併される。ここ数年、我が世の春を謳歌してきたアメリカの金融界も、かつての日本のように今まさに危機的状況に陥っている。ただアメリカというのは懲りない国。かつてシティバンクも破綻しかけて蘇ったようにバイタリティ豊富な国なので、かつて戦争を仕掛けてでも景気を刺激したようにいずれまた何か景気回復の為に何かしでかすであろう。
シティバンクと言えば、現在3.22%の金利でサムライ債を募集しているが、今回リーマンブラザーズのサムライ債は、デフォルト(=債務不履行)となった。まさか?シティバンクが破綻?債務不履行?はありえないと思うが、ありえない事が平気で起こるのが今の市場。リスク管理は徹底しておきたい。  

911同時多発テロから七年目にして、アメリカ史上、最大の金融危機となった九月。    
おそらくは新大統領誕生後の経済復興となるのだろうが、歴史の転換点ともなりうるこの相場。
こういう混乱期には、難易度は高いがチャンスはいくらでもあるので、心してかかりたい。

それにしても、現在のUSA、USJ、横浜3Lなどと呼ばれる、スルガ アーバンなど新興不動産の相次ぐ破綻と、バブル崩壊の時の、第一不動産、桃源社、秀和、麻布建物、EIEインターナショナル、朝日住建、末野興産など、AIDS FOCUSなどと言われた地上げ不動産の破綻劇、そして、山一 三洋 拓銀 長銀 日債銀 協栄生命 日産生命 東邦生命 千代田生命などの90年代後半の日本の金融機関の相次ぐ破綻と、現在の米国の金融機関の破綻は、よく似た部分が多い。中でも、山一がメリルに、東邦生命 千代田生命が、AIGに救済買収された挙句、ここでまた危機にさらされているのは、偶然というよりは、懲りないともいえる。懲りない面々は、いずれまた好景気という名のバブルを夢見て、活動を始めるだろう。いやもうすでに始めているかもしれない。歴史は繰り返す。失敗も成功もまた繰り返す。相場も暴落と天井を繰り返す。今、この不況であればあるほど、当局の対策、対応は本腰となり、いずれ景気回復したときには上げの大きな原動力になる。その日を待ちながらいつまで下がるか?より、どこから上がるか?を予想する時期に来ているのかもしれない。
posted by KK at 14:10| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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